突然四角い部屋人閉じ込められた、年代も職業も違う男女6人。何とか脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射など殺人トラップが次々と襲う。
先日、映画「CUBE」をレイトショーで観てきた。
1988年に公開されたカナダオリジナル版の公認リメイクということで期待していたけれど、
閉塞感から来る恐怖も殺人トラップの見せ方もだいぶマイルドだったので、本家CUBEを見た時の衝撃には及ばなかったかなー。
脱出するにはある数字の法則があることに気づいた、エンジニア後藤。(菅田将暉)
自身も数学の教師を目指していたとあって役に説得力があった。映画「アルキメデスの大戦」でも天才数学者を演じていたのを思い出す。
威張り散らして自分は何もしない。
完全に足手まといの嫌味な会社役員を演じた吉田剛太郎も相変わらず良い味を出していたが、今回は岡田将生が光っていた。彼は世の中に不満を持つフリーター。箱の中で徐々に追い詰められ、精神を病んでゆく。
個人的には、完璧に美しく整った彼のお顔がサイコパスに歪んでゆくところが一番の見どころだと思った。
そんなことを感じた「CUBE 」だが、週末のレイトショー、映画館で過ごす時間は私の貴重なリフレッシュタイムだ。
今夜は私の大好きなダニエル・クレイグのあの映画を観に行く予定!