風に乗って空を泳ごう

世界にひとつの布小物を制作する嘘とミシン。日々感じたことや体験したことを気ままに綴ります。

絵本とわたし展vol.7 ②

 

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「絵本とわたし展」今年わたしが選んだ一冊は、小林エリカ作・絵《わたしはしなないおんなのこ》でした。

 

作者は、アンネ・フランクの日記に書かれていた「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」

という一文から着想を得てこの絵本を作ったそうです。

たとえひとが死んだとしても、歌や想いや言葉や大切だった持ち物がいつかどこかの誰かのもとで生き続ける…

それはとても素敵なことだとわたしも思います。

 

説明することが難しい哲学的な内容で、読む人それぞれに違う答えが見つかる絵本かもしれません。

 

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 だるそうなネコ


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十字架を背負ったユニコーン


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「♪わたしはしなないおんなのこ〜」と歌うねずみ


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サロペットくまさん

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おしゃれなウナギレディ

 

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そして絵本の主役、死なない女の子。

 

彼女らはぜんぶこの絵本の中に登場する生きものたちです。

小林エリカさんの原画を自分なりに解釈し「嘘ミ風味」をまぶしてあります。

 

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生きものたちの裏側にはブローチの金具がついていて、このように好きな場所に留めることができます。

このバッグも作品なのですが、元々スカートだったものをリメイクしました。

「everlasting girl's bag」と名付けたこのド派手なバッグには、わたしの中に永遠に生き続ける「女の子魂」を詰め込みました。

 

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展覧会にはたくさんの人が見にきてくださいました。私が当番をした時のみの印象ではありますが「わたしはしなないおんなのこ」に興味を示してくれる方がすごく多かったように思います。

誰もが知っている名作絵本とはちょっと違う一風変わった絵本ですが、「大好きな絵本なの」と言ってくれた方がふたりいました!

その人たちには思わず「心の友よ〜」と言いたくなりました。

 

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展示作品と一緒に、通常の販売作品も頑張って作って並べました。

いらした方が楽しそうに嘘ミグッズを選んでいるのに居合わせたときは「作って良かった…」と目や肩の疲れがふっ飛ぶようでした。

 

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お忙しいところ時間を割いて見に来てくださった皆さまに、心よりお礼を申し上げます。

ひとときの安らぎや新しい気づきが得られる展覧会であったなら、幸いです。

 

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来年もまた、紅葉の美しい11月に。ここ札幌市資料館で「絵本とわたし展vol.8」を開くことが決まっています。

次回は一体自分がどんな絵本を選ぶのか、そして何を感じて何を作るのか、まださっぱりわかりません。

だから、来年の自分が楽しみでもあります。