風に乗って空を泳ごう

世界にひとつの布小物を制作する嘘とミシン。日々感じたことや体験したことを気ままに綴ります。

モチベ上げてこ 関西ひとり旅②大阪編

「ほんの少しだけでいいから暑さが和らいでいるといいな、もう9月だし」と淡い期待を抱きつつ降り立った神戸空港。出迎えてくれたのは、全身にまとわりつくザ・アジアな湿気。

「やはり暑さのレベルが違うわ関西は」

3日間元気に歩き通すためにはこの暑さに打ち勝たねば!そのためには「今回の旅では特にスタミナのつく食べ物をきっちり食べよう」と覚悟を決め、まずはカレーを食べるために大阪・北新地へと向かった。

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「ザ・モチベーションショップ」。

いろいろと食べ歩きをしている大阪在住の大学生の姪がお勧めしてくれたお店だ。

カウンター越しのこの景色がたまらなく「いい店」の空気を醸し出していた。かかっているBGMもFishmansスーパーカーキリンジと私好みで。

昔、夫と下北沢で芝居を観たあと飲んで帰った時のことをなぜか思い出し、ほろ苦く懐かしい気分になった。

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お店の売りはカツカレーのようだったが、無意識に鉄分を欲していたのか、迷わずエゾシカカツカレーをオーダー。

カリッと硬めに揚がった衣の中にほんの少しレアなエゾシカ肉。弾力と鉄分を口の中で噛み締める幸せ。ジビエエゾシカのおいしさを知ってる蝦夷の人間だからこそ、ここのエゾシカがちゃんと本物であることが分かる。

そして王道の欧風のカレールーは甘さもあり、これもまたパンチの効いた鹿肉に合ってとても美味しかった。


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素敵なのはカレーだけでなく元気なスタッフたちのサービスだった。

とくに金髪ボブのおしゃれな女性店主の笑顔の接客は本当に気持ちが良く、よく通る「いらっしゃいませ!」の声は舞台俳優としてもやっていけるに違いないと思うほど素晴らしい声質だった。

マニュアル通りではない会話や心からのおもてなしをしてくれる人は大阪に多いと思う。

そして毎回思うけど、この街の賑やかでパワフルで、だけどゆるくて楽しい空気はやっぱり私の肌に合う。