シーナ&ロケッツの鮎川誠さんに続いて、1月には高橋幸宏さん、そして先日、坂本龍一さんが亡くなってしまった。
我が夫は音楽好きで、結婚前はドライブ用に好きな曲をカセットテープの両面いっぱいに入れて渡してくれた。それによって私は新しい音楽を沢山知った。シナロケやYMOもその手づくりテープリストの中から知った。
今まで色々なライブにも行ったが、とくにYMOの御三方の演奏を生で聴いたとき、場の空気が一瞬で変わったのは今思い出しても鳥肌ものの体験だった。
あの3人の演奏技術の高さは音楽的素養のない私にもはっきりと「すごい!」と分かるレベルの高さで、痺れた。あの日の記憶は人生のアルバムの大切な1ページとなっている。
私はとくに細野さんと幸宏さんの作る曲が好きで、教授の作った曲は沢山知っているわけではないが、今日は教授を偲びながら好きな曲を二曲選んでみた。
「音楽」と「1919」。
「音楽」は歌詞も音も両方キラキラしていて、幸福感溢れる曲で、大好き。
「1919」は
重厚なピアノの和音が繰り返される上にレーニンの演説がかぶるという、まるで前衛的なモダンアートみたいな曲だ。噛めば噛むほど味わいが増し、トランスできる。
偉大なミュージシャンの死は、もう新しい曲が聴けないということにおいて本当に悲しい。
遺された曲をずっと死ぬまで愛聴していこうと思う。そして名曲はきっと100年後の誰かの耳にも届くのだろう。
YMOイズムを受け継いだニューウェブテクノバンド「LAUSBUB」。
札幌の高校の軽音楽部出身でいま女子大生の、かわいいふたり。初めて聴いた時から好きな感じだったので、先日PARCO主催のミニライブに行ってみた。
息子と同じ年の札幌の子たちが世界に音を発信していることに応援の気持ちもありながらも
気づいたらライブに没頭していた。今年の夏はいろんなフェスに出るんだろうなー
細野さんの「sports menのカバー」