風に乗って空を泳ごう

世界にひとつの布小物を制作する嘘とミシン。日々感じたことや体験したことを気ままに綴ります。

君たちはどう生きるか

f:id:usotomishin:20230716173320j:image

 

宮崎駿 監督・脚本作品君たちはどう生きるか

 

前宣伝をほとんどせずに公開するの流行ってるの?最近だと映画「スラムダンク」にドラマ「VIVANT」。

君たちはどう生きるか」は、事前公表されたのはこの圧強めのポスターのみで、声優も中身も一才事前通知なしだった。

ネタバレを喰らいたくなかったので、公開二日目に席を取って観てきた。綺麗な音と映像を堪能するため、IMAXシアターで。

何を見せられるのか、全く分からないのって面白い。さぁはじまるよ!という瞬間までの異常なまでのドキドキは、ライブ前に似てると思った。

 

そんな訳で、この映画に限っては観た感想を細かく書くことを避けて、全くネタバレなしの当たり障りのない、鑑賞直後の気持ちを書こうと思う。

 

⚪︎とにかくどのシーンでも宮崎駿節がこれでもか!と炸裂している。

⚪︎作画がとにかくすんごい。人間も不思議生物たちも、みなスクリーンでイキイキと動く。私、子どもに戻ったみたいに目がキラキラしていたと思う。自然の描写に圧倒された。

しかしながら!

⚪︎お、お話が古くさ…い…。普遍的な話といえばそうなのかもしれないが。

⚪︎監督はもう新しいものが作れないのか、描きたいことは結局変わらないのか どっちなんだい。

 

以上

 

一晩経って、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」と今回のストーリーとの関連性についてアレコレ考えてみた結果、映画の捉え方に少し深みが増しました。でもやっぱりネタバレになるので、この続きはまたいつか。